働き方、会社選びの本音きいてみたZ世代スタッフインタビュー
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令和のZ世代と呼ばれる若手求職者や就活生は、昭和の働き方とは異なる価値観を持っています。例えば、昔は終身雇用が当然とされていましたが、現代では転職や副業が一般的です。このように、現代の若手は仕事とプライベートの両立や自己成長を重視する傾向が強まっています。したがって、働き方や会社選びにおける求められるポイントを理解することは、若手人材の確保に役立つと思われます。
そこで今回の記事では、「働き方、会社選びの本音」をテーマに、Z世代のスタッフにインタビューを実施し、その結果をまとめます。働き方や会社選びにおける共通点や重要なポイントを明らかにし、企業の採用サイトの改善に役立つ情報をお届けしますので、ぜひご覧ください。
目次
- Z世代の「仕事 働くこと」の価値観はどう思う?
- 「就職で求める条件」は?
- Z世代の会社選びの決め手は?
- 理想の働き方は?(勤務時1日、週末の過ごし方)
- 魅力的な企業と拒んでしまいそうな企業の特徴は?
- まとめ
プロジェクトメンバー

デザイナー・イラストレーター
桃山
入るからには良い経験を得られるところに行きたい

デザイナー・イラストレーター
小森
理想の働き方は仕事も趣味も両立できる環境です!

広報
キド
趣味も楽しみつつ働きたい!

ライター
カワセ
理想の働き方はプライベートと両立ができる環境です!
※インタビューメンバーは20代前半
Z世代の「仕事 働くこと」の価値観はどう思う?
桃山
Z世代の仕事の価値観に、自分・人生を充実させるものという考えがあると思っています。そして、スキルアップ等の成長に対する喜びや、「自分の能力で問題を解決してお客様の喜ぶ顔を見れた」といった仕事上での喜びややりがいを得ることはもちろん、仕事で得たお金で好きなことをしたり、趣味のために仕事を頑張ろうと思えたりもするので、仕事とそれ以外両方があることでうまく刺激し合って充実できると思います!
小森
自身や周りの友人たちの中でも、仕事に対するやりがいや、社会貢献、自身の特技を活かしスキルアップできるかを重要視していたように感じます!実際に、仕事へのやりがいを感じられずに仕事を辞めてしまった友人や自分のやりたいことのためのスキルアップとして転職を考えている友人もいました。
城所
仕事は生活の一部として私生活も大切にしつつ働きたい人が多い気がします。また、終身雇用的な前提で働くよりも、転職を前提とした上でどのようにキャリアとライフを進めていくかを考える傾向にあると思われます!
カワセ
年功序列という考えではなく、能力を見て判断してほしい人が多いように思われます。また、型にはまった生き方ではなく自分がやりたいことを基軸に人生を考えるため、仕事においては転職を見据えたスキルアップにつながる働きがZ世代に多くみられる考えだと思います。
「就職で求める条件」は?
桃山
私が就職で求める条件は、その仕事で自分のスキルを活かせるかどうか、その仕事を楽しみながら取り組めるかどうか、自分の生活の上で支障はでないかという点です!
小森
個人的には働きやすい環境(アットホーム)で、自身のスキルアップや社会貢献ができること、いろんな人と関われることを条件に探していました。
城所
給料や環境の良さ、働きやすさ、副業ができ、キャリアアップにつながるか、通いやすかといった条件を求めています!
カワセ
自分の将来を見据えスキルアップできるか・ワークライフバランスを重視した働き方・給料や風通しが良い会社であるかということを就職の条件として求めています。
Z世代の会社選びの決め手は?求人選びで重視すること
桃山
求人選びで重視することは自分のスキルを活かすことができる場所がどうか、自分と会社の目的が合っているかどうか、その会社に勤める人と合うかどうか、会社の中で快適に過ごせるかどうかです!
小森
日々更新されているサイトは安心感があります。また、SNSなどサイト以外のツールを活用さていると、新鮮な情報を得ることができて存在感を感じられました!また、転職会議などの企業を退職した人の口コミも参考にしていました。
城所
企業や社員の理念・価値観が自分に合うか否かという点を重要視しています。給料や待遇とは別に自分が働きやすい環境であるかはとても大事です!
カワセ
自身が成長できる機会が多いこと、ワークライフバランスが取れているかを求人選びで重視しています。また、SNSなどを拝見し社員の働き方や1日の過ごし方など自分の理想と合致しているか確認しています。
理想の働き方は?(勤務時1日、週末の過ごし方)
桃山
必要に応じてリモートやフレックスを活用できる働き方が理想です。
小森
理想の働き方は、働きやすい雰囲気の職場で日々いろんな人と関わり、社会貢献やスキルアップを目指せ、息抜きとして外で楽しめる職場の周りの環境も大切だと思っています。
さらに、週末では、①外出して楽しめる②自主制作(趣味)を進められる③自分の時間をしっかり持てる など理想の過ごし方です。
城所
理想の働き方は、主に数回ずつ出社とオンラインワークでバランスをとれるのが理想です。出社時の1日の流れとしては、通勤-業務開始-会社の近くでランチ-業務再開-退勤-趣味や買い物を楽しむ-帰宅-家でのリラックス時間 のような形です。そして、週末は誰かと会って出かけたり、趣味を楽しむことに時間を使いたいです!
カワセ
理想の働き方では、業務開始-会社の食堂や近くのカフェでランチ(気分転換)-業務再開-退勤-習い事や趣味、同僚や上司と飲み会-リラックス時間という形です。1日の仕事をしている時に気分転換できる環境は良いパフォーマンスを残すためにも重要だと思います。
また、同僚や上司との飲み会というのは、仕事において為になる話や自己成長、スキルアップが見込めるのであれば参加したいです!ただ、ニュースにもよく取り上げられているのですが、Z世代は上司との飲み会を断るという点もあります。その理由としては、飲み会に行くことで得られるものがなく意味がないと判断してしまうかもしれません。そのため、意味のある会が明らかにする必要があると思います。
週末では、大事な人とリラックスして過ごしたり、1人の趣味の時間に当てる心の余白があれば理想です。
魅力的な企業と拒んでしまいそうな企業の特徴は?
桃山
社員が効率的に働ける、働きやすい環境を整えてくれる企業、社員が楽しそうにやりがいを見つけて働いている企業です。
拒んでしまいそうな企業は、会社の目標のために社員に負担をかけている企業です。会社の目的のためにもないと思います。
小森
魅力的な企業は、社会貢献をしている点や、社員同士の仲が良いところ、流行にのり現代に合わせたスタイルであり、働き方にきちんとメリハリを感じられる会社です!
逆に拒んでしまいそうな企業は、自分の性格的に明るすぎてしまう企業はテンションが合わないと感じます、また、強要されてそうな空気や理想が高すぎて信憑性に欠けるものは少し尻込みしてしまいます。
城所
私が魅力的に見える企業は、社員同士の関係が良好に見える、若手社員の声に興味を持ってくれる、研修制度が充実しておりスキルを確実に獲得していける、趣味を楽しんでいる人が多い、子育てに対してのサポートがあるなどです!‘
拒んでしまいそうな企業だと、古くからの慣習が重視されている・キャリアプランが明確に描けない・社員が疲弊している・休みがとりにくそう・仕事=人生タイプの人が多い企業です。
カワセ
魅力的な企業は、未来的で昔に固執せず、柔軟な働き方や文化を備えている企業です。
一方で、拒んでしまいそうな企業にホームページやその他サイトのデザインが更新されていない企業に不安を覚えます。また、考えや文化が古いと飽きてしまったり入る気持ちになれないです。そのため、企業として伝統的な企業や考えであっても現代に合わせたアプローチ方法が必要です。
まとめ
Z世代の「仕事」についての考え方と条件を以下の5つのようにまとめられます。
1. 仕事の価値観
Z世代は仕事を自己成長ややりがいを感じる場と考え、プライベートとのバランスを重視します。仕事を通じてスキルを磨きつつ、自分の人生を充実させたいと考えています。
2. 就職で求める条件
スキルを活かせるかどうか、働きやすい環境、社会貢献、キャリアアップの機会がるあるかどうかという点が条件の共通点でした。
3. 会社選びの決め手
企業の理念や価値観が自分に合うか、社員の働き方、スキルアップの機会、最新の情報提供、社員の声などが重視されます。
4. 理想の働き方
フレックスタイムやリモート勤務の活用、業務とプライベートのバランス、趣味や休息の時間を大切にするスタイルが理想とされています。
5. 企業の魅力と拒否要因
魅力的な企業は、働きやすさや社員の関係、スキルアップの機会が充実している企業です。逆に、古い慣習が多い企業や社員の疲弊が見える企業は拒否されがちです。
これから採用サイトの作成や採用パンフレットをお考えの方はぜひこれらのポイントを参考にしてみてください。
これらのポイントを理解し、働き方や会社の在り方を意識することで、若手求職者の考えによりそった採用サイトや採用パンフレットづくりにつながると考えられます。